日経新聞社が主催する2005年 「 日経ものづくり大賞 」(第2回)の受賞が決まりました。
(受賞対象は、当社の部品事業部『金型・成形工場のデジタルネットワークシステム』です。)
《10/19日経産業新聞の弊社紹介記事より》
新製品の入れ替わりが早い携帯電話やデジタルカメラなどの樹脂部品の製造を、金型製作から成形まで一貫して行い、短期集中生産に対応するため、工程を徹底してIT武装。金型製作のリードタイムを大幅に短縮した。「日本のものづくり」を進化させている。
CAD/CAMシステムや工作機械など五百台の機械やパソコンを全てネットワークで結び、パソコンは一人に一台配備。金型ごとの工程の進捗状況は図面と一緒にコンピューターで一括管理され、作業スケジュールも全員がパソコンで共有化している。成形・金型工場には紙の図面が一枚も見当たらない。
成形工程では、金型の致命的な故障を防ぐ「カラオケ採点式金型監視システム」を導入した。稼働中の金型が発生する超音波を一回の成形毎に測定し、金型の「体調」を点数化。四十点以下になると成形機を止めて金型を修理し、短期集中生産に与える影響を最小限にとどめる狙い。
※同賞は、高い技術力や独創的なものづくりの仕組みを取り入れた工場や研究所、導入されているシステムを表彰するもので、国内外、十事業所・システムが大賞に選ばれています。