茨城県立海洋高等学校が水中無線機『Logosease』を導入

スキューバダイビング実習用の機材として

このたび山形カシオ株式会社(所在地:山形県東根市)の水中無線機『Logosease(ロゴシーズ)』が、茨城県立海洋高等学校(所在地:茨城県ひたちなか市)に潜水実習用の機材として採用されましたので、ご案内します。

『Logosease』は、ダイビングで使用する一般的な水中マスクに装着し、レギュレータを咥えたまま水中での会話を実現する無線機(ダイブトランシーバー)です。筆談や手信号とは異なり、水中での会話を手軽に楽しめる斬新な機器として注目を集めています。

茨城県立海洋高等学校は、今年で創立80周年を迎える水産・海洋系高等学校です。海洋技術科・海洋食品科・海洋産業科などがあり、海洋土木実習やダイビング実習、操船実習といった幅広い授業が用意され、各種資格の取得を奨励するなど海のスペシャリストを育成しています。

今回、同校に導入された『Logosease』は、教員が使用する送受信モデル「LGS-RG004」と生徒が着用する受信専用モデル「LGS-RG004RX」を合わせた25台です。
同校では、生徒にスキューバダイビングのライセンスを取得させる授業の一環として、本年3月に沖縄県座間味村での洋上実習を実施。1年間にわたり潜水プールで実習を受けた約20名の生徒が初めて海に潜ることから、「生徒への安全面の配慮」「生徒によるダイビングへの興味喚起」「次世代ダイビングの先行導入」という理由で『Logosease』の採用を決めました。

『Logosease』を使用した教員からは、「水中で生徒個人を確認したり、空気ボンベの残圧を確認することが迅速にできた」「水中で教員同士のコミュニケーションが十分にとれた」との意見が、また生徒からは「水中で声が聞こえるので安心感が持てた」という感想が寄せられました。

山形カシオは、今後も一般のダイバーに加え、海洋に関連する教育機関や官公庁に向けて『Logosease』を広く普及させてまいります。

※プレスリリースの内容は発表時のものです。商品の販売終了や組織変更等により、最新の情報と異なる場合がございますのでご了承ください。

『Logosease』は山形カシオ株式会社の商標です。その他の会社名・商品名は、各社の登録商標または商標です。